保護者2人の苦悩

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突然だが、ここはリビング。夕食を食べ終えた元親、元就、政宗、幸村、慶次はテレビを見ていた。内容はホラー映画。 「うわっ!!政宗殿!こ、怖いでござりまする!」 「大丈夫だ幸村。俺がいるじゃねぇか。ほらもっと近くに寄れよ」 「はい///」 なんか、狙ってました。という感じある。その様子を砂糖を吐くどころか口から黒糖とか出てきそうになりながらウンザリして見ていた慶次は同じくテレビを見ていた元親と元就に 「なぁ、政宗と幸村ってほんとバカップル過ぎてなんかもうイライラしねぇ?」 と、もう誰なのか分からない口調で話かけたのだが 「ちょっ、黙れ!元就が寝てんだから静かにしろよ!!」 「あ、悪い。うん、邪魔してごめん」 元就は夕食を食べて眠くなったのか、テレビを見ながら寝てしまっていたようだった。 …元親の腕の中で。しかも胡座をかいたその脚の上に収まっている。 「……(もうやだ、ここ。佐助に愚痴ってやる!)」 立ち上がった慶次は台所への扉を開けた。 そこには
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