夏祭り

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君と居る初めての夏 人込みを歩きながら はぐれないようにと そっと差延べてくれた手 夏なのに 暖くて ずっと繋いで居たかった 「子供の頃からこれだけは 得意だったんだ」 君はそういって 袋一杯の金魚をプレゼントくれたね でも長くはなかった楽しい日々 知ってしまった彼女の存在 引下る事しか出来なくて あの日 身体中の水分が 抜けてしまう位泣いてしまった あれから数年 今年もあの夏祭りがやってるよ 今もあの時金魚が元気なのは あの頃の二人の想いを食べて 生きているからかもしれないね。image=207741673.jpg
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