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今日は、新しい先生が来る日
挨拶の練習をしなくちゃ
「はじめまし…」
と、言いかけた時に、男性の声がした
「はい、はじめましてライムChan」
なんだか、懐かしい雰囲気がした
「俺だよ」
笑いながら、その人は言う
「明矢だよ。あ・き・や」
その名前で思い出した
5つ上の幼なじみの
風野 明矢
私の唯一の“憩いの場”と言うのかな
あれっ、なんで忘れていたんだろう…
「うわぁ」
いきなり、明矢が私を抱きしめた
「7年も、会ってなかったんだ
俺の事なんて忘れちゃうよな」
悲しい声で、明矢は言う
私は、振り返って明矢に、力強く言う
「そ…そんなこと無い‼」
すると、優しくkissをしてくれた
「…愛しているわ。明矢」
明矢は、何も言わずそのまま
優しく抱きしめていてくれた
それだけで私は、嬉しかった
なぜ、嬉しかったのかは
やっぱり謎のままだけど…
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