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神歴2015年
西州連盟は日に日に不安定となる世界情勢に対応するためゲルツ領の軍事力拡大を許可した。
ゲルツ連邦は強力な工業国家であったが、前大戦で敗北し周辺国の監視の中で自衛の為最低限の軍事力しか持つことを許されていない状況が続いていた。
西州の最東端にあり、大国ルジア連邦と大河によって区切られている。
現在の陣営はおおよそ5つに分かれている。すなわち西州 、東州、ルジア、中央、ユーシアである。
西州とユーシアは同盟関係にあり、ルジアと東州が同盟関係を結んでいる。
中央は静観の姿勢を崩していないが、石油の輸出量調整により石油価格の上昇を行い資産を蓄えているのではないかと噂されている。
また、軍備を増強し、兵器の開発にも余念がないようだ。
だが、石油産出国としての当然の自衛手段と言われれば確かにその通りではある。
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