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-ケルベロスサイド-
「がはっ…!」
ヴィルゴの拳がケルベロスの腹に入り、ケルベロスはふらつく。
「【赤槍の乙女】」
ズブ!ズブ!ズブ!ズブ!ズブ!ズブ!
ヴィルゴの後ろに現れた六本の手の女性の魔力体が投げた槍がケルベロスに突き刺さった。
「がっ…!ぐぉ…!」
ドサッ…
ケルベロスは至る所から多量の血を流し、地面に倒れた。
「がっかりだ…第三世代になった途端にこんなあっさり倒せるとは…
どうやら第二世代についていくのが精一杯だったらしいな…」
「ご…の…!」
ケルベロスは見下すヴィルゴの足を力強く掴む。
「まぁ、第三世代の術で生きてるだけましなほうか…」
ゴキッ!
「がっ…あ…!」
ヴィルゴに手を踏み付けられ、掴んでいた足が離れる。
「【処刑の乙女】」
ケルベロスの見上げる先に巨大な剣を持った女性の魔力体が現れた。
「我が力の象徴、乙女座よ…
愛する者を守れぬこの憐れな者の処刑を許せ…」
「…シエ…ル…!」
ザン!

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