選抜地区予選

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ユイ達はカンナの代わりに三人の敵と戦う状況になった。 一方、ナキは屋根の上で敵と対峙。 相手は槍使い。 ナキにとって槍使いは相性が悪い。 ナキは大抵の攻撃を近距離から仕掛ける。 彼女が得意な剣や格闘技は近距離でしか無理だ。 遠距離攻撃はほぼ魔法に頼ってきた。 しかし今回、近距離攻撃をする前に槍で牽制され、潜り込もうとしても巧みに防がれる。 頼みの綱の魔法は強力な結界で完璧に止められた。 結界がある以上、結界を破れる魔法を持たないナキが魔法を当てるのは不可能。 ナキは牽制に魔法を放つが、敵は完全に無傷。 おそらく敵は情報収集でナキの手を知っていて適任をぶつけてきたに違いない。 ダイに二人、カンナに三人をぶつけたにも関わらず、自分に一人しかぶつけてこない理由は他に考えられない。 しかも同じ女子に苦戦していることにナキはイライラした。 こういう時は味方が来るのを待つに限る。 時間を稼ぐため、ナキは相手に話しかけた。 「あんな酷い生徒会長についていくなんてカンターも大変そうね」
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