初会話① ~少女編~

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ベッドの端に追いやられていた携帯の着信音が、静まり返った部屋に響き渡る。少女は上半身を起こすと手を伸ばして携帯を取った。携帯を開かずにディスプレイに目をやる。 またしても“非通知”の電話。 懲りずに掛け直すなんてどういう神経してんの!?サイテー!! 少女の怒りは頂点に達していた。 携帯をこじ開けて通話ボタンを力強く押すと、大声で言い放った。 「パンツは白よ!白!!」 すると、相手は無言。 思い知ったか、変態め!! 少しだけ気分が晴れた。
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