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病院につき、朔が気を失っていたのもあり、順番を待たずにすぐに診てもらえた。 俺は、診断結果に唖然としていた。 『ストレス性による風邪ですね。―――なにか、ごく最近に様子がおかしかったことなどありませんか???』 「あっ…いぇ、特には…。」 『そうですか。あまり、目を離さないようにしてあげてください。』 薬を処方してもらい、朔を連れてタクシーで帰った。 朔のアパートに着き、着替えさせてベットに寝かせた。 ―――朔、何があったんだよ…? 泣きそうになりながら、辛いのは朔だと自分にかつをいれた。 家にしばらく帰らないと連絡をいれて、ベットサイドで朔を見守る。 ―――朔…? なぁ、早く元気になって…。 .
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