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「まぁまぁ。翔くん。落ち着きたまえ。」
「ぐっさんこそ!何落ち着いてるんですか!
ぐっさんこそアノことがバレたら、どれだけ叩かれるか分かってるでしょう!」
「でも、2人は良くやってくれてるし。
新しいマネージャーになっても上手くやってくれるだろう?」
ぐっさんが薫に目配せする。
薫はどう考えても、ひざの上の雑誌を読んでいたように見えるが
「はい、大丈夫ですよ」
と笑顔で答えた。
絶対、話聞いてなかったでしょ、薫くん?
しかし社長もにっこり答える。
「その言葉が聞きたかったよ。安心した。
万事順調オールOKパーフェクトだ。」
あんな適当な薫の言葉に、安心しすぎだよ。ぐっさん。
「前のマネージャーはアノ事を知ってたから、うまく連携プレーが取れてたんですよ。
でも、アレを知らない新しいマネじゃぁ、気苦労が増えるだけです!」
「まぁ、でも、最初からアレを言うのはまずいだろう・・・・。
時期を見た方がいいな。
何て言ったって、君たちは今を時めく男子アイドルユニットchessKなんだから」
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