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次の日の朝、凜は何だか照れていた
「どうした?」
『あっ…なんか…凄くいい夢見ちゃった』
「夢?イワシ?」
『ちょっと!なんでイワシがいい夢なんだよ…』
「いや…何となく」
一体、どんな夢なんだろう
「聞きたいな…凜の夢の話」
『えっ…や、やだよ』
「どうして?」
『どうしてって…恥ずかしいから』
「残念…」
少し寂しい顔をすると、
必ず教えてくれるはず
『もう…だからね』
クスッ…やっぱり
『朱雀に海外で結婚しようって言われたの…キャ、恥ずかちい』
「えっ…嘘」
『嘘とか…ひどっ!夢なんだからいいだろ!』
「いや、そうじゃない」
『ん?』
「はぁ…そっか…夢か」
『何だよ…もう!』
まさか夢にされていたとは…
「凜…」
『なぁに?』
呼ぶと必ず膝の上に座る
やっぱり猫だな…
凜を抱きしめながら、
言った
「夢じゃない…と言うか、夢にするな」
『えっ?』
「確かに寝起きに言った私も悪かったな」
『どういう事?』
「だから…」
『あっ…』
「ん?」
『やだ…まだ朱雀のが…』
「……シャワーを浴びよう」
『うん』
言いそびれた…
だけど、焦る事はない
「洗ってあげる」
『うん』
てか…めちゃくちゃエロい
色が白いから余計にエロい
ふとももを伝う雫と
俺のものが…
『朱雀?どうして足…舐めてるの?』
「舐めたいから」
『ちょっと…もう』
「そのまま」
『そんなの…無理っ』
照れる顔が堪らない
「凜は水に濡れるとすごく綺麗だね」
『んっ…指…ダメ』
「だって、ちゃんと洗い流さないと」
『もう…』
「でも、凜が指を離してくれないから」
『だって…気持ちいい…』
「じゃ、もっと気持ちよくなる?」
『ん…ああっ…っ』
そのまま凜の中に入り込みながら首筋を強く噛む
『ああっ…ダメッ』
崩れ落ちる体を抱き上げて、激しく攻める
出掛けるのは午後になりそうだ…
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