け、結婚?

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腕の中で眠る凜を見つめながら考える 今まで付き合った奴の中で、凜が最速で俺をイカせるんだよな…… やはり愛しすぎてセーブ出来ない ちゃんと満足してるのかな? してるよな…… いつからだろう 手で刺激しなくても凜が イケるようになったのは それも嬉しいよな 俺に感じてくれている訳だし、もっとよろこばせてやりたいと思ってしまう 結局、寝る時間がなくなってしまったけど、すごく幸せだ そっと、ベットを降りて シャワーを浴びる 「おはよ…と言うべき?」 ヨルがリビングに居た 「どうした?」 「いや…朱雀のにやけた顔を見に来ただけ」 「えっ…?」 「凜は素直だから直球で来られるときつそうだな」 「かなりやばかった」 「だろうね」 「と言うか…何故知ってるんだ?」 「今日さ…いや、昨日か…そんな話をしたんだよ」 「そんな話?」 「やるとかじゃないよ?上手な愛し方についてね」 「成る程…」 「俺達は長いからさ、 たまに愛が見えなくなる時もあるけどね」 「だけどすぐに見つけ出せるだろ?」 「まぁね…ここに来る前はさ、居て当たり前だと思ってた部分があったんだけど、居て当たり前の前に、ずっと居てくれるように愛してあげないとな~なんて改めて思ったんだよ」 「そうだな……愛がなければ居る意味もないしね」 「そういう事」 「だから感謝してるよ…俺達はあのままだったら、ただの同居人になり兼ねなかったかも知れないしね……ここに来てアサと同じ時間を過ごす事が出来てすごく嬉しい」 「アサも幸せそうだしね」 「ああ、毎日愛してるってくどい程言ってるしね」 「嫌われるぞ」 「大丈夫!急に言うのを止めた方が嫌われそうだしね……アサは言葉では嫌がってるけど、顔は 笑ってるからさ」 「いい関係だな」 「ああ、お前達もね」 「俺は凜に飽きられないかと心配だよ」 「大丈夫、愛を注げば 凜の愛は枯れないよ」 「それを聞いて安心したよ」 「まぁ、頑張れよ」 「ああ、頑張るさ」 凜との愛は枯らしたりしない う~ん…… だけど害虫が心配だな ペンションがオープンしたら、今の仕事をやめて凜の傍で害虫を振り払わなければいけないな
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