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「んっ?待てよ?それと俺がどんな関係があるんだよ。」
肝心なところを聞いていなかった広大が突っ込む。
「そうだったな、話というのは、お前に1日私の彼氏として、場に居合わせて欲しい。」
「…はっ?…」
広大は目が点になる。
そして、今まで黙っていた後藤が口を開く。
「何で?こんな上履きで、ガムを踏むよりことより最低な奴を?」
すかさず広大が口を開く。
「例えのチョイスがわかりづれぇし、けなされるにしても雑過ぎるわ!?!?」
「うむ、良い質問だ、100点満点をやろう、遅刻は変わらんが。」
「うひーっ」
「えっ?何?むっちーもそう思ってんの?お前等も頷いて…
えっ?俺がおかしいの?何これ?泣きそう!?!?あれっ?泣くぞ俺!?」
「やかましいわ!?いいから聞け!?毛穴に針刺すぞコラ。」
「あれっ?デジャヴ?何?毛穴に針刺すの流行ってんの?」
意外と忙しい主人公。
んで、
「まぁ、月代を選んだ理由は至ってシンプルだ。」
「何…だよ…?」
ドキドキと胸が高鳴る広大。
(何でドキドキしてんだ俺!?相手はあのはいぱぁダメ教師の村井千夏(26)だぞ?
はぅあっ!?
ま、まさかこの女…
俺に惚れてるのか…?
教師と生徒の垣根を超え、この俺のことを…)
「妥協だ。」
「失礼だよ!?普通に失礼だよ!?教師の言うことか!!………って、お前等も納得してんな!?!?」
クラス中の人間が、うんうんと首を縦に振る。
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