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「ねぇ、今どうなってる??」
「まだ正座したまま動いてねぇな…ってかマジあいつら何する気だよ、出来てんのか?」
「違うでしょ、でも…うわぁ、想像するときしょいわぁ、特に広大。」
「結納ごっこ!?とか言ってな!!ギャハハハ!!きめぇw」
「夜とかどっち受けだよw」
「コラコラまだ昼間だよ(笑)」
「あのさ、後藤さん、カズくん、堂々と部屋から入ったら?」
「そんな事したらあのバカの弱み握れ無いじゃない☆」
「さっすが後藤さんとこの美咲ちゃん!?わかってるねぇ☆」
「はぁ、そう??まぁ、とにかくこの紐ほどいてくんない?」
「…」
「…」
(それはダメなのか…)
ここは広大の弟の、一の部屋。
広大の家は、お屋敷だから(ベタ 隣通しで、こっそりとしょうじなどに穴を開ける事も容易である…
が、それでバレるのもこれまたベタなため、過去にこっそり開けた、人差し指程度の穴から中を覗いていた。
ちなみに、穴はこれまたベタベタな、ポスターの、わかりにくいところに付けられているため、意識してみないと、気付かれることもない。
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