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朝之とゆうきは三年生になった。
朝之とゆきなは、周りからも仲がよい。付き合えばいいのに。
と思われているのに、周りが歯痒くて歯痒くて仕方ないほど、二人の距離は縮まらなかった。
そんな歯痒い距離をなんとかしたい、クラスメートは、二人を学園祭実行委員に仕立てあげた。
初めからの出来レース。
二人は、もっと別な人が相応しいと、断るも。
満場一致で、二人は見事当選してしまうのだった。
『じゃあ、朝之くん、ゆうきさん。二人で協力してクラスを引っ張って学祭を盛り上げてくれ!』
拍手とザワメキが教室を包んだ。
「あー。それと、二人だけに学祭の準備を任せるんじゃないぞ!みんなも、部活や勉強あるけれど、放課後はなるべく残って手伝うように。」
そんなコトをいいながら、生徒の自主性に任せる。とだけ言い残して。教室を後にした。
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