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まあ、その後にさクラスの女子達が通の停学処分に大激怒して、そりゃあクラスを挙げての大抗議をしたわけよ!
もちろん、私も彼の無罪放免の為に皆と一緒に抗議したね!
んで、見事に私の意見が通り。
無事に通は停学取消し!
代わりに私をバカにした男子達が3日間の自宅謹慎になったわけ!
あの時の男子の面は今思い出しても笑えてくるな。
まあ、そんなこんなで無事に停学を取り消された通に私がちょいと照れながら『かばってくれて…その…ありがとよ!!』と、私が言うと通は顔を赤くしながら『希望はちゃんと女の子だよ。』なんて言ってきやがったんだ!
反則だと思わないか?
この情況でこんな事言われりゃー、いくら心は常にタフネスの私も泣きじゃくるわ!!
アレは一生忘れられない私の汚点になるだろうな…。
まあ、それからどんどん通の事を意識するようになった私は、なんとか女の子らしくなろうと努力した。
そりゃあもう、両親がちょっと名の知れた病院に私を連れて行こうとするぐらいにね。
正直この親をぶん殴ってやりたかったが、普通の女の子を目指す普通じゃない私は、必死に唸る拳を我慢というストレスで押さえ付けたのよ!
必死って、こういう事なのよ?
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