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1回電話して出なかったら、もうかけない。
こう、自分に言い聞かせてから大原さんに電話をかけた。
プルル…プルル…プルル…
3コール…5コールで出なかったら切ろう…
プルル…プッ…
「はい~?」
間抜けな声で彼は出た。
ぁたしから電話をかけるのはこれが初めてだったので、不思議がられた。
この時、会話の種にしたのが、自分のお客様を引き継いで欲しいというお願い。
彼は快く了解してくれた。
それと同時にぁたしが営業として最後にとる数字も大原さんにあげる約束をした。まぁ…これが一番喜ばれたけど…。
その数字を餌にまた連絡する約束をした。
この時、電話を切った後、ぁたしどんな顔してたんだろうか…(汗)
きっと、絶対にやけてたに違いない…。
こうして、再び彼との繋がりをもった。
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