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「あっ先生!」
「おっそーい!」
征吾が子供達の所に着いた時、待ちくたびれていた優斗と玲奈が征吾を発見し騒ぎ立てる。
「スマン、スマン、ラーの鏡を探してたら遅くなった」
征吾は悪びれる様子もなく笑いながら子供達の前に立つ。
「なにそれ?」
優斗が興味津々に征吾を見る。
「ボストロールを倒す為の道具だよ」
(っつーか、優斗はもう立ち直ったのか……)
征吾は銅メダルを嬉しそうに首にぶら下げる優斗を見て思った。
(現金なやっちゃな。
まあそれ位頼もしくないとね)
征吾はニコニコとしている優斗を見てそう思った。
「まあラーの鏡なんかどうでもいいや。
とりあえず、みんな今日はお疲れさん。
まずは今日、見事優勝したカツに拍手!」
征吾が勝利に拍手をするとみんな拍手をし、普段寡黙な勝利は照れている。
「次は2番になったてっちゃんに拍手!」
『パチパチ!』
「(´・ω・`)……」
「この2人は見事歴史に名を刻むことができたんだ。
おめでとうな」
征吾は再び拍手をし、みんな拍手をする。
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