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佐山は全力疾走で家に帰り、アパートの階段を勢いよく駆け上がった。
ドアを開けベッドに倒れこむとすぐに真由に電話をかけた。
お互いの身の周りの笑えた事や怒った事、そんな他愛もない話を1時間ほど続けた。
秋に真由が遊びに来たら紅葉を見に行こうと言うと絶対行く!!と子供のように喜んでくれた。
「アハハ、やっぱりリクと話してると楽しいね。でも私明日も早いんだ。もう寝るね、ごめんね。」
そう言って真由は電話を切った。
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