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親から、なんか古ぼけた屋敷を任されてから2日後。
俺は、学校をサボタージュを敢行してせっせと趣味のレトロなゲームのレベル上げに勤しんでいた。
コーンコーン!
玄関のドアに付いているドアノッカーの音だ。
「あんだよ…誰か来たのか?先生か?」
面倒だったため。シカト。
俺は、そのまま気配とテレビの音を消してゲームを続行しようとした………だが、外から声が聞こえる。
「誰も出て来ませんねぇ、鍵も閉まっているし、留守でしょうか?」
「いんや、巧妙に気配を消してやがるだけさ。山崎、ちょっとそこどいてな」
ばしゅぅぅぅ、どごーん!
「な!?」
いきなり、爆音と供に屋敷全体が揺れる。地震!?
「な、何が起きたんだぁ!?」
大慌て、部屋から飛び出して玄関ホールに向かうと、紙のように木っ端微塵となったドアが出迎えてくれた。
そして、そこには俺と同じ中学生らしきメイド服を着た女と、美人だが鉄仮面のようなメイド服を着た女がいた。
どすん!
中学生メイドの手には、ドアを吹き飛ばした際に使用したと思わしき、※1)RPG-7が握られている。
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