偶然の席替え

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阿部美月。 中学2年生。 ハッキリ言って学校はつまらない。 友達はいるケド、学校に行けばいつも一緒にサボってる。 だから、あまりクラスに馴染んでない私と友達の香奈と亜美はその日もやっぱりサボってた。 「おはよ~!」 教室に入ると美月は元気に香奈達に挨拶した。 「美月おはよー。今日もカナリだるいよねぇ。いっちゃう?(笑)」 亜美のサボリ癖が朝から発揮されてる。 「行こう行こう!!サボっちゃおうよ(笑)」 香奈までこんな始末。 「しょうがないなぁー。今日は何もなさそうだし、朝からサボろうか。」 私も香奈の誘いについ乗ってしまう有り様だ。 私たちがサボると言ったらいつも保健室か校舎裏だった。 ちなみに今日は保健室に決定。
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