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「リオル!!
彼に失礼じゃない!
何処行くの!!
……。
ゴメンね…
あの子
いつも学校で
何もできない
『可哀相なリオル』
なんて言われて
馬鹿にされてるから…。
竜の召喚の儀式までも
失敗して
君を喚んでしまったと
思ってるのょ…。
けど私の首飾りが
反応したから
あなたには
しっかり竜の血が
流れてるはず
なんだけどなぁ-…。
でも今は
それどころじゃないわ!
リオルをあなたの力で
慰めてあげて。
頼んだわよカケル君。
あの子きっと
中庭の大きな木の
穴の中にいると思うわ。
あの子は拗ねると
そこに行くのよ。」
俺はアンブローシアの
言葉を聞いて
少しリオルが
可哀相になった。
アンブローシアに
中庭の場所を聞くと
リオルを慰めてやろう
と思い俺は
ここを飛び出した。
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