☆第3話☆

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「フフフフフ………」 「どうした小僧?」 「カケルだッ!」 「あぁ、そうだったな。 …で証明できるのか?」 「あぁ、出来る。 アンブローシアさんを 呼んでくれ。」 「さっき出掛けたぞ。」 「そうか……ってえッ??マジで?」 「あぁ、散歩だとよ。 30分後くらいに 帰ってくるってさ。」 「…………って事は 30分待ちですか?」 「そうなるな。」 俺は30分間 部屋で軟禁される事に なった。 窓には しっかりと 鉄檻がついている。 脱出は不可能だった。 俺は アンブローシアさんが 帰って来るまで リオルの事が 気になった……。 1秒が1分に 1分が10分に感じた。 静かに時間だけが 過ぎてゆく………。 俺はする事もなく ベットに 横たわった。 尋常じゃない程の 睡魔が襲って来る。 「そういや 最近まともに 寝てなかったな……」 そう言って 俺はそのまま 眠りへと 落ちて行った………。  
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