☆第5話☆

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「…だって、あんたの世界とこのレガリアを結ぶそんな凄い魔法なんて存在しないもの。」 「じゃあ何で俺はここに居るんだよ!」 「そんなの私が知ってる訳ないじゃない!」 リオルはカケルを睨んだ。 「あのね、そんな魔法があるなら魔法歴史書にちゃんと載ってるの!魔法の事なら全部載ってるんだから! 大体、別世界なんて聞いた事が無いもの」 「勝手に俺を召喚しといてそれはないだろ!」 「召喚?あれは、竜界から選ばれた竜が召喚されるのよ?人間が召喚されるなんて初めて見たわ」 「他人事みたいに言うなよ。」 「仕方ないでしょ?初めて見たんだから。」 カケルはうなだれた。  
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