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「ハァ~…。」
カケルはため息を吐いた。
「なによ?」
「別に何でもねぇよ」」
「あっそ」
そう言ってリオルは
腕を組んだ。
よく見るとリオルは本当に可愛らしい。
すらっと伸びた足、雪の様に白い肌。背はあまり高くない。百五十センチ弱と言った所だろうか。
眼は大きく二重で猫の様によく動く。細く整った眉が、眼の上の微妙なラインを走っている。
もしこの出会いが
運命的な出会いなら跳び上がって喜んだだろう。
…まぁ、これも運命的っちゃ運命的なんだが…。
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