(^ω^)ξ゚⊿゚)ξ

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「ねぇツン、僕は君を心から愛してるお」 「君はどうだお?」 そんな顔で言うのって……………卑怯だ。 「わ、私は…………」 「ぁ……………愛してるわょ………」 「え?よく聞こえなかったお。もっと大きな声で言ってくれお」 「っ~~~~~!」 「愛してる!世界中の誰よりも愛してるわよ!」 「おっおwツン、可愛いお」 「う、うるさいうるさい!早く中入ってご飯食べるわよ!」 「おぉ!?いきなり放すなんてヒドいお~」 「知らない!」 相変わらず素直になれないけど、それでも私は少しずつ変わるんだ。 彼が好き。この気持ちに素直になれたのだから。 いくらだって変われる。 そう信じてる。 「何ニヤニヤしてんだお?」 「ふふ、ニヤニヤなんてしてないわよ。いただきまーす」 「変なツンだおw。いただきまーす」 暖かな春の息吹きにうっすらとカレーの匂いが混ざっていった。
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