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アタシは、もう帰る事にした。校門を出るとき、クラスの奴等が、ベランダからアタシを見ていた。別に引き止める訳でもない。ただの、話題作りだろう…こんな事が最近多々ある。
学校の帰り道、車も人も通らない土手へ寄った。何がいけないんだろう?アタシは邪魔なの?孤独で寂しくて涙が出てきた
すると――ポンポン
と誰かに肩を叩かれた
振り向くと、高岸 平(タカギシヒラタ)が立っていた。「新垣さん…だよね?」「何で、アタシの名前知ってんのよ!」何時ものクセで強く言ってしまった…だから誰もアタシには…
「新垣さんが好きだから。」
・・・。えっ!?
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