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俺は包丁を握りしめてマムーを睨みつけた。
よく考えたらずっとマムーに操られていたのだ。
そう思うと辻褄が合うことがたくさんある。
普通に考えたらマムーを家に上げて手当をするなんて絶対にありえない。
赤いものや血が欲しくなることなんて間違いなくマムーに操られていたと言える。
マムーは血を飲んでいた。
牛乳を好んで飲んだのも、牛乳は血が変化したものだからだろう。
髪の毛を食べたのはいまいちわからないが、新陳代謝の激しい器官だからだろうか?
それとも血よりも抵抗なく与えることができるから?
血を得る為の前フリにすぎなかったのだろうか。
俺はマムーが恐ろしくてしかたがなくなった。
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