朝起きるとマムーが庭に突き刺さってた

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よし、全身をいくつにも切り刻んで殺そう。 「マムマムー…」 マムーが物悲しそうに鳴いた。 その鳴き声を聞いて少しだけ情が戻ってきたが、理性で情を抑え込む。 「悪いが、お前には死んでもらうしかない」 俺はマムーが可哀想になってきたが、これは全ての生物の為にやるべき事なのだ。 「マムー…」 「そんな声で鳴いたってだめだ!!お前はこの手で殺す!!」 俺は涙が出そうになるのをこらえながらマムーの体を押さえつけた。 「じゃあな。俺を恨むなよ…」
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