朝起きるとマムーが庭に突き刺さってた

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マムーの前にそっと毛を置いてみると、マムーは凄まじく迷惑そうな顔をして、起き上がれもしない傷だらけの体に鞭打ってそっぽを向いた。 「貴様…!!」 俺はせっかくネットで調べてやったのにと思い、怒ってしまった。 怒りに任せてマムーを道路に捨てる。 「マムー…」 マムーは弱々しい声でないている。 少し哀れにも思ったが、怒りの方が勝り、そのまま放置しておいた。 しばらくして怒りが収まってきた頃、俺はとんでもない過ちに気がついた。 マムーは何も悪くない。ネットの書き込みが間違いだっただけだろう。 そう思ったとき、マムーのいる道路に向かってトラックが走ってきた。 「マムーが!!」 俺は思わず叫び、走り出していた。
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