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俺は焦りながらも、しっかりと靴下と靴を履いて外に出た。
もう習慣になっているのだろう。ちなみに何かの毛を取りに出たときはスリッパのみを履いた。
俺が玄関のドアを開けた瞬間、トラックがマムーのいる道路を通り過ぎた。
俺はドアノブに右手をかけたまま、固まってしまった。
「マムー…俺が馬鹿だったばっかりに…ごめんマムー…」
俺は自分を恥じた。
俺がネットの情報を鵜呑みにしなければこんなことには…。
俺は墓くらいは作ってやろうと、道路に出た。
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