第一章~砕かれた心~

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まぶしい太陽… 暖かい空気と暖かい花。 桜は私の大好きな花だ。 優しくて,ポカポカしてて,私の心に染み渡ってぃく。 だから私の名前, 『美桜(ミオ)』 この名前に桜を入れてくれた親には感謝してぃる。 私は空気を鼻から思いっきり吸い,口からゆっくりと吐いた。 4月の春。私は小学4年生になった。 まだ高学年とぃう領域に入っていない歳。 今日は始業式。 最初だから授業はなぃし,明日は幸運なことに祝日で休み。 ………とは言ってもお母さんとお父さんは仕事。 まぁ,馴れた事だけどね。 私は明日の祝日の予定を企画しながら新しい教室へと足を踏み入れた……。 この時私は… 明日の祝日が自分の人生を狂わせる歯車の日になろぅとは…… 思ってもみなかった……。
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