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「なんでょ…。」
「待って!美桜ちゃん!あの人…。」
朋美の言葉に私は外を見た。
その人は坊主君の方だった。だけど,ぁの背低い方………もぅ面倒だからチビでいぃや!!!
チビよりも警戒心がなぃ。キョロキョロして気まずい顔をしてぃる。
見るからに怪しいって……。
私は瞬時にこの人からは逃げられると悟った。
それに,見た目優しそう。チビは凄い冷たい目だったのに…。
ぁ!?もしかして,チビの命令で行動してるのかな?
「朋美!走る用意しなょ?隙があったら行くからね?」
「ゎ,わかった。」
そして,坊主君が一般の若い女の人に「どぅしたの?」と話しかけられて気がそっちにいった瞬間!!
私達はバッと外を出て,一目散に走ってアパートへ向かぅ。
後ろを見る気もしなぃ……。
ただ前だけを…。
気がついたら,ここは家の中だった。
私はアパートの1回に住んでいる。景色は拝めなぃけど,エレベーターもなぃアパートだから階段で無駄な体力を使う事がなぃのには感謝してぃた。
やった…。
私はゼェゼェ言いながら,ドアの覗き穴から外を見る。
誰もいなぃ……。
「ハァ…良かったね…。」
「ぅん…フゥ…。」
落ち着きを戻した私達はそれから話しあった。
「朋美…。もしまたあぃつらが現れてきたらマズい。
今日はもぅ帰りな。」
「…ぅん。わかった。
ぁ…でも…。」
朋美は口をごにょごにょと動かしてぃる。
何か言いたそうだ。
ま!大体見当はつぃるてけど。
「1人じゃ…帰れない。」
やっぱり…。
「わかった。送る。」
「いぃの?」
「自分で頼んどいてなんだ!?」
それはそぅだけど…と朋美はシュン…と落ち込んでしまった。
まったく…これだからこの子は…。
私は苦笑しながら,立ち上がった。
「じゃあ,行こっか!!」
私の笑顔に安心したのか,朋美も笑顔で答えた。
大丈夫!!さすがにここまでは…こなぃ。
ドアを開けて何段かの階段を下りようとした……。
階段の下には……
2人の男子が待ち構えてぃた………。
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