第一章~砕かれた心~

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「なんでょ…。」 「待って!美桜ちゃん!あの人…。」 朋美の言葉に私は外を見た。 その人は坊主君の方だった。だけど,ぁの背低い方………もぅ面倒だからチビでいぃや!!! チビよりも警戒心がなぃ。キョロキョロして気まずい顔をしてぃる。 見るからに怪しいって……。 私は瞬時にこの人からは逃げられると悟った。 それに,見た目優しそう。チビは凄い冷たい目だったのに…。 ぁ!?もしかして,チビの命令で行動してるのかな? 「朋美!走る用意しなょ?隙があったら行くからね?」 「ゎ,わかった。」 そして,坊主君が一般の若い女の人に「どぅしたの?」と話しかけられて気がそっちにいった瞬間!! 私達はバッと外を出て,一目散に走ってアパートへ向かぅ。 後ろを見る気もしなぃ……。 ただ前だけを…。 気がついたら,ここは家の中だった。 私はアパートの1回に住んでいる。景色は拝めなぃけど,エレベーターもなぃアパートだから階段で無駄な体力を使う事がなぃのには感謝してぃた。 やった…。 私はゼェゼェ言いながら,ドアの覗き穴から外を見る。 誰もいなぃ……。 「ハァ…良かったね…。」 「ぅん…フゥ…。」 落ち着きを戻した私達はそれから話しあった。 「朋美…。もしまたあぃつらが現れてきたらマズい。 今日はもぅ帰りな。」 「…ぅん。わかった。 ぁ…でも…。」 朋美は口をごにょごにょと動かしてぃる。 何か言いたそうだ。 ま!大体見当はつぃるてけど。 「1人じゃ…帰れない。」 やっぱり…。 「わかった。送る。」 「いぃの?」 「自分で頼んどいてなんだ!?」 それはそぅだけど…と朋美はシュン…と落ち込んでしまった。 まったく…これだからこの子は…。 私は苦笑しながら,立ち上がった。 「じゃあ,行こっか!!」 私の笑顔に安心したのか,朋美も笑顔で答えた。 大丈夫!!さすがにここまでは…こなぃ。 ドアを開けて何段かの階段を下りようとした……。 階段の下には…… 2人の男子が待ち構えてぃた………。
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