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「ぁっ……。」
私達は一瞬時間が止まったんじゃなぃかと思った……。
「ぃたぃた♪」
チビが階段を一段ずつゆっくりと上がってくる。
逃げろ!!!!
頭の中でもぅ1人の私が言ってぃる。
逃げろ!!!
きっと酷いめにあわされる!!!
わかってぃる…けど,体が動かない。
「美桜ちゃん!!」
朋美の声で我に返った私はドアを急いで閉めた。
だか,もぅ遅い…。
ドアに足をかけて止めると,ドアノブに伸ばしてぃた方の腕を掴んで,つぃでに私につかまってぃた朋美も一緒に引っ張られて,階段下まで引きずりだされた。
無理矢理だったため私は階段の途中でつまずき,私は転んで体を地面で打った。
衝撃が駆け巡り,痛さを表した。
しかも,私の上に朋美の体が乗ったため,息が出来なぃとぃう事態だ。
涙がうっすらと出てきた……。
「ぅっ…くっ…。」
「美桜ちゃ…大丈夫?」
朋美は私からどき,私は上半身だけ起こした。
「なんとかね…。」
私は無理に笑顔を作る。
そんな中,チビはずっと鋭い目つきで私達を睨んでぃた。
気づいた私は反抗の目で睨み返す。
それにムカついたのか,チビは私の胸ぐらを掴み立ち上がらせた。
でも,私はあぇて平然を保った。
「何で私達を狙うの?」
正当な問いだ!
だって私達は何もしてなぃからだ。
「ぅるせぇ…。ムカつくんだょ,ぉまえ。」
「はぁ?答えになってなぃよ?だって私達何かした?何にもしてなぃよね?関係なぃならぶっ!………。」
私はあえて怒りを見せずに話したつもりだった。
相手は必要以上に短気だったみたぃだ。
私は何が起こったのかわからなかった。
あれ?何?
私はしりもちつぃてて?
あれ?頬が痛い?
熱い…。
口の中…鉄の味がする…。
あっ…そっか。唇切れてるんだ…。
何で????
私は頬に手を寄せた。チビを見ると拳を握りしめ,怒りをむき出しにしてぃる。
そこで,よぅやく私は………自分が殴られた事がわかった。
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