第一章~砕かれた心~

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「ぁっ……。」 私達は一瞬時間が止まったんじゃなぃかと思った……。 「ぃたぃた♪」 チビが階段を一段ずつゆっくりと上がってくる。 逃げろ!!!! 頭の中でもぅ1人の私が言ってぃる。 逃げろ!!! きっと酷いめにあわされる!!! わかってぃる…けど,体が動かない。 「美桜ちゃん!!」 朋美の声で我に返った私はドアを急いで閉めた。 だか,もぅ遅い…。 ドアに足をかけて止めると,ドアノブに伸ばしてぃた方の腕を掴んで,つぃでに私につかまってぃた朋美も一緒に引っ張られて,階段下まで引きずりだされた。 無理矢理だったため私は階段の途中でつまずき,私は転んで体を地面で打った。 衝撃が駆け巡り,痛さを表した。 しかも,私の上に朋美の体が乗ったため,息が出来なぃとぃう事態だ。 涙がうっすらと出てきた……。 「ぅっ…くっ…。」 「美桜ちゃ…大丈夫?」 朋美は私からどき,私は上半身だけ起こした。 「なんとかね…。」 私は無理に笑顔を作る。 そんな中,チビはずっと鋭い目つきで私達を睨んでぃた。 気づいた私は反抗の目で睨み返す。 それにムカついたのか,チビは私の胸ぐらを掴み立ち上がらせた。 でも,私はあぇて平然を保った。 「何で私達を狙うの?」 正当な問いだ! だって私達は何もしてなぃからだ。 「ぅるせぇ…。ムカつくんだょ,ぉまえ。」 「はぁ?答えになってなぃよ?だって私達何かした?何にもしてなぃよね?関係なぃならぶっ!………。」 私はあえて怒りを見せずに話したつもりだった。 相手は必要以上に短気だったみたぃだ。 私は何が起こったのかわからなかった。 あれ?何? 私はしりもちつぃてて? あれ?頬が痛い? 熱い…。 口の中…鉄の味がする…。 あっ…そっか。唇切れてるんだ…。 何で???? 私は頬に手を寄せた。チビを見ると拳を握りしめ,怒りをむき出しにしてぃる。 そこで,よぅやく私は………自分が殴られた事がわかった。
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