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試合再開…
俺はこの試合に中学校の部活で学んだ事全てをぶつける。
そのつもりでコートに戻ってきた。
――歩けなくなるかもしれない――
先生はそう言った。
その時、心にズシンと何かが乗っかった。
でも俺は心の何処かでは、根拠のない自信を持っていた。
『普通に立てるんだ。歩けなくなる程の大怪我のはずがない。まさか俺が…それだけは有り得ない。大丈夫だ。』と…
それに何より、中学校の仲間、辛い練習も、試合での敗北も…共に乗り越えてきた仲間。
もう二度と組むことはないだろう大切な仲間…
そんな仲間達とバスケを出来る最後の機会を、こんな事で逃したくなかった。
俺は今を楽しみたかった。
だから戻ってきたんだ..
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