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そうして高天原に滞在できるようになったスサノオだったが、今度はそれに気を良くして、高天原で田畑や家屋を荒らす乱暴を働くようになった。
八百万の神々にこの苦情を受けたアマテラスは、当初はそれは考えがあってのことなのです、などと言ってスサノオを庇った。
ところがスサノオは更に暴れ、家屋を壊して機織りの女神を殺してしまうと、いよいよ耐え兼ねたアマテラスは嫌気が差して天岩戸(あまのいわと)という洞窟に閉じ籠ってしまう。
太陽神アマテラスが洞窟に籠ってしまったため、世界から光が消えて真っ暗になった。
これがアマテラスの岩戸隠れという伝説である。
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