無邪気って恐ろしい

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僕が小5ぐらいん時、地元にモッチンと呼ばれる人がいました いい年した社会人でしたが何がキッカケかたくさんの子供が遊んでもらってました むしろ遊んであげてました モッチン宅には当時の最新ゲームが余すことなく揃ってたんです 僕達にとってモッチン宅はディズ〇ーランド 残念なのはイメージキャラクターが小太りなオッサンだという事だけ しかし社会人には貴重な休日までモッチン宅は子供の溜まり場 テーマパークどころか動物園状態です 当然居留守かまされたこともあります その日は僕を含む子供数人はモッチン宅に進入出来ず路頭に迷っていました そのせいか僕は今も路頭に迷っています 僕達はモッチンの職場の先輩であるサカタさんに相談しました すると僕達にロケット花火や打ち上げ花火を渡すサカタさん どうやらモッチン宅にテロ攻撃をしろという事のようです 子供達は外からモッチン宅のベランダにキャッキャッと打ち込みました 我ながらあの頃はどうかしてたんだと思います 無反応を貫くモッチン国 僕達は再び第三国のサカタ国から武器の輸入 サカタ国はライフルやマシンガンにその弾を援助してくれました(エアガン) ここからは冗談では済みません ただの少年犯罪です 時は平成 人々は世界大戦から平和を学び そして願いました その流れに反するかのように我々のゲリラ戦は開戦 ターゲット 「モッチン」 開戦の理由 「特になし」 戦争と言うよりはむしろ悪質なテロです しばらくしてBB弾は尽きました 僕達はBB弾の袋見て愕然 千発入っていました 僕達は千発打ち込んだんです 何の罪もない無抵抗の一市民宅に 多分アメリカとかのマフィアだって 「やり過ぎだよ」 って言うと思います 一番驚くべき事は10代の僕達に混じって、30代のサカタさんも打ち込んでたことです
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