沖縄二日目

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自分の鞄にけつまずいてこけてしまった。 何で、こう言う大事な時に、チャンスを潰すかなぁ。 「・・・ったーーーっっ。」 「だ・・・大丈夫、みや💦気ぃ付けなあかんよ。何で後ろも向かんと歩くねん。」 慌てて私のもとに駆け寄ってくれるさゆり。 こけた私の真横にしゃがんでる。 保ってた“言える距離”を越えてしまった。 ドキッてした。 自分でも分かるくらいに鼓動が高鳴る。 近い・・・。どうしよう。 私の体が硬直していた。 ______________ 明らかに、みやがおかしいのは分かった。 「みや・・・。誰に何を言われたんかは知らんけど・・・。みやと、気まずくなるのは嫌やねん」 「い・・・いや、違うよ」 「だって・・・みやの様子がおかしいもん。みや、私を避けんといて」 嫌ならこれ以上近付かへんから。 みやはみやでこけたまんまの格好で動かないでいた。 これ以上、気持ちまで離れられたら私は耐えられへん。
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