禿鷹

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禿鷹は4人をじっくり見てると陽子はじれったそうに禿鷹に話し掛ける。 陽子『オッサン!!何、ジロジロ見てんのよ? 』 禿鷹『・・・今、オッサンって言ったか?お嬢さん?』 禿鷹の相棒 赤屋 宏(あかやひろし) 赤屋(やっべぇよぉ、、、あのお嬢さん。鷹さんが一番。気にしていることをいっちまっいやがった) 禿鷹『おぃっ赤屋ッ!!』  赤屋『はっ、はいっ! 何でしょう・・鷹さん 』 禿鷹『この威勢の良いお嬢さんから連行だ 』 赤屋『わっ分かりました』  赤屋は陽子の腕を掴んで パトカーに押し入れようとする。 陽子『ちょっ!ちょっと離しなさいよ!!オッサン!ねぇ聞いてんの!? オッサンってば 』 陽子が連行される光景を見ていた英二は走って校庭に迎う海も後に続く。 海『ちょ!英二さんっ!!どうしたんですかっ! 急にっ 英二さん 』 階段をダッシュで掛け降りながら英二は海に説明をする。 英二『陽子のバカが! 禿鷹の気にしていることを連呼しやがった。  海!!よく聞け 』 海『はいっ!何でしょうか!! 』 英二『禿鷹の前で《オッサン》って事を絶対に口にするなっ!! 』 海『何故ですかっ!?』  英二と海は猛ダッシュで屋上から階段を掛け降りる 現在、2階付近。  妙技学園は、四階立ての建物。 校庭まで後ひとつの所だった。 階段を降りながらも女子生徒の『英二様ぁあ』という声は途絶えない。 そんな中でも英二の説明は続く。 英二『良いか!海!! あの禿鷹は自分の気に障る事を言われたら、とことん言った奴をムショにブチ込むまでは目を離さない 』 海『何、何すか!?その禿鷹の執念はっ!? 』 英二『だから!!絶対に禿鷹の前では 《オッサン》は禁句だ! 絶対に奴には言うなよ?! 分かったな海』 海『わっ!分かりました』 そして、階段を掛け降りた英二と海は既に校庭には 誰もいなかった、朝霧の生徒、英二の仲間、パトカー数台も・・・ だが、一台だけ 正門にパトカーが待機していた。
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