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「ァ…ン」
零れる吐息と共に甘い声
迸る汗
重なる2つの身体
私はこの売春宿で働く女
名前は朱理(アカリ)
白い肌に背中まである漆黒の髪
元はそれなりの家柄だったが不況の煽りを受け、親が経営していた会社は倒産
その両親は借金を苦にして自殺
…まぁ元々精神的に弱い人達だったから仕方がないと思う…
周りは自分を不幸だと同情の目を向けるが、そんなことはない
何故なら誰もが振り返らずに居られない容姿を持っているからー
だから私は堂々とココに居られる
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