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パサッと紫色のバスローブを羽織る 微かに薔薇の匂いがする 私は紐を結ぶと待機部屋へと足を運んだ 待機部屋にはいつも10人ほどの女性がいる 年齢もタイプも様々でロリータも居れば熟女も居る 全ての客のニーズに合わせるのがココの信念だ 「朱理!」 色々な香水の匂いに鼻をくすぐられながら声のした方を見る そこにはスレンダーで少しボーイッシュな女の子ー未散(ミチル)がいた
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