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「…昨日帰りにチョコ食べたから」
マネージャーに対してはなんとなく素直になる私は、誰かに昨日のことを話したかったということもあってそう言った
「あら。でも太っちゃうわよ気をつけないと」
つん、と私のオデコをつつくマネージャーにシンの事を話すか決め兼ねていると、仕事用の携帯が鳴った
「…メールだ」
呟きながら携帯を開くが、知らないアドレスかららしく差出人は分からなかった
しかしそんな事は日常茶飯事なので気にも留めずにメールを開いた
『おはよう
今日も仕事頑張ってね』
途端に体中の血の気が引くのを感じた
「…なんで…」
「どうしたの朱理？」
「また…始まったかもしれない……ストーカー行為」
しかもこの内容は
以前ストーカー行為をしてきた男が、毎日私が仕事場に着くと同時に送ってきた内容と全く同じだった
絵文字もないことも
ただ２行のこの文章を何度見ただろう…
倒れてしまいそうな私をマネージャーはギュッと抱き締めてくれた
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