きれいな石の恋人

7/9
前へ
/74ページ
次へ
「林檎なのに宝石?ますます貴方の事が信用ならないのだけど。」 「…彼は、」 林檎売りは、私の言葉など聞こえないかのように口を開いた。 「彼は3ヶ月前、私が貴女様に林檎をお売りした日に亡くなったとお聞きしました。」 「え」 ーーーぱらっーーー 『何かが剥がれる音がした。』
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加