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「お前何してんだよ…;;」
『昨日マンガ読んで徹夜しちゃって…(汗)』
(いつものことって聞いたけどな;;)
『「はぁ~……」』
廊下で反省会をしていると、後ろで教室のドアが開き、1人の女子が笑顔で顔を出した。
「じ~んくん♪」
「………………。」
「神くん?」
反応しない悪魔に朱夏は呆れながら、悪魔に近寄り小声で話し掛ける。
『お前だよ、お・ま・え。』
ここで悪魔も思い出した。
「……誰かさんが付けたダサい名字か(笑)」
『人が考えてやったのに……』
赤いキモ部屋に呼び出したムカつく“神”の仲間ってことで。
「…こいつ誰だっけ?」
『朽津さんだけど…』
「………………?」
既にHRのことを忘れた悪魔は記憶を探る。
ズイッ
「何2人でコソコソ話してんのー?それより神くん学校案内するよ♪」
いつまでもコソコソ話している2人にしびれを切らし、朽津は悪魔の腕に自分の腕を絡ませた。
悪魔はアッサリ振り払った。
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