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「てめぇ…何笑ってんだよ!」
悪魔は朱夏の胸倉を掴んだ。
相変わらず子供っぽい。
朱夏はそれに怯むこともなく、ヒーヒー言いながら笑っている。
『だって…だっ…さっきの……間抜けヅラ(爆笑)』
「あ゛~!?」
ヤバい…マジギレだ。
危ないと本能が判断した朱夏は、瞬時に悪魔の手を振り払い、教室へ向かうべく、急いで自分の下駄箱を開けた。
ザーッ
『…………………。』
「………………クッ(失笑)」
何と朱夏の下駄箱からも大量の手紙。
プレゼントらしきものはないが……
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