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友よ出陣の鐘を鳴らせ!
都内有数の凶悪地域、鏡区で惨殺死体が見付かった…
被害者は高校生の男子だった…
『お兄ちゃ~ん!何でなのぉぉぉ…』
安生 水留(みる)は兄の亡骸にしがみ泣いた…
『あなた…妹さん…?』
警視庁の高柳 春美は水留の肩を掴んだ…
『お兄ちゃんは…!お兄ちゃんはミレーヌに殺されたんです!』
『ミレーヌ…?』
春美は眉を潜めた…
『ミレーヌの半月の宴を隠したから……』
『半月の……?ちょっと…何を言ってるのか判らないんだけど…!』
『半月の宴は……三つがペアのグラスです…そのグラスを手に入れた者は…国を支配出来るって…お兄ちゃんが……』
『とにかく…署で聞くわ…ここは危険な香りがする。』
春美は水留を車に乗せた…
アフロヘアーの男が民家の屋根の上から車を見ていた…
『さぁ…話して、半月の宴とは何?』
『邪心会がいなくなり…ネオ東京は平和になりました……束の間の……そこにミレーヌが現れたんです、ミレーヌは部下を使いストリートやヤクザを殺したり、吸収しました……ゴッドブレイスと言う邪心会の作った覚醒剤がありました…しかし…ゴッドブレイスに足りない物質があったんです。』
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