第1章~夢の始まり~

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「あ~あ、降って来やがったか。」   午後の授業も終わり今日一日の学校生活も終わった。 篤は部活で陸、新司は珍しく用事があると言って早々と帰ってしまった。 俺は一人寂しい教室に取り残された…。   (フツーならここで可愛い女子に話し掛けられるはず(笑) …そんなはずもなく 雨が激しいので愛車で帰れず、一人で教室にいるのも寂しいと思った海は学校のすぐそばのコンビニに行って時間を潰すことにした。 もう既に読んだジャンプやマガジンをもう一度読み、何か買おうか悩んでいた頃には雨は止んでいた。   再び学校に戻り、単車にエンジンを入れ家路を急いだ。 辺りは薄暗くなっていた。 …海の嫌な予感はまだ続いていた…。 「チッ……今日はやけに胸騒ぎがするぜ…」
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