第1章~夢の始まり~

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… 「なんだこれ……、見たことないな、どれどれ…。」 じっちゃんが新しく発明した機械を俺が勝手に使う…、これがいつものことになっていた。 以前、髪を傷めないドライヤーなる物を作ったがそれを使った俺の髪はパパイヤ鈴木になってしまった…。 その時の新司達の笑い転げる表情が今でも鮮明に蘇る…。 ガチャ… 俺は機械のドアらしき所を開けて中に入った…。 新しい機械を使う時のこの緊張感がなんともいえない。 期待、恐怖、不安…。 機械には「Befor」と「After」という文字が書かれていて、そのそれぞれの下におあつらえ向きなボタンが押して下さいと言わんばかりの雰囲気を出していた。 更にその機械の中の造りや雰囲気がそれを助長していた。 … 「ベフォレ?アフテー??」 自慢じゃないが英語はさっぱりだ…。 (今更ながらよく高校に入れたな俺(泣) とりあえず俺は直感で 「After」と書かれた方のボタンを押してみた。 好奇心と新しい機械に興味一杯で俺はじっちゃんのことはすっかり忘れていた。 ガクン!!ガコン! 「え……まさか今回もヤバい感じとか!?(笑)」 ゴゴゴゴゴ…!!! キュイ、キュイ…! キュイイィーン!!!!!!!!!
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