第1章~夢の始まり~

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その日は珍しくコンビニ弁当だった。 じっちゃんが町内会の集会で帰りが遅くなったかららしい。 食べ始めるとすぐにじっちゃんが… 「…お前、あの機械使ったのか…?」 じっちゃんの顔や話し方にはどこかいつもと違う緊張感があった。 「あぁ、使ったよ。いったいあの機械は何なんだ??嫌なもん見ちまったぜ…」 !? その瞬間じっちゃんの顔がこわばった。 「なんだよ、いつも勝手に使ってるじゃんか。」 俺は今回の機械を勝手に使ったコトで怒られると思った。 それもいつものコトだった。 別に恐くないし、もう馴れていたからまだかまだかと待ち構えていた。
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