第1章~夢の始まり~

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「で…時に海よ。お前どちらのボタンを押したのじゃ?」 「アフテル!…?」 パシッ 「またか…(泣)」 「てか一体どういうことなんだよ!全然訳分かんねー!!」 … 「…つまりだ。お前が押した〔アフター〕ボタンは未来を、その隣にあった〔ビフォー〕のボタンは過去へ意思の時間旅行が出来るのだ。」 じっちゃんは続けた。 「完成と言ったがまだ不具合が多くて意思だけしか挿入できんが、本来なら存在そのものを時空を超えて移動させられる。」 「……は?」 さっぱり意味が分からん(笑) 「はぁ~…、誰に似てこんなにバカになったんじゃろか。」 パシッ 今度は俺がじっちゃんのうすら禿げた頭を叩いた。 「とりあえずあんたの血は引いとる(笑)」 パシッ 返された(泣) 「つまりお前が見たものはこれから起こる未来じゃ!現実にな!」
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