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「ねぇ、神様は1番何が欲しい?」
『時間かな』
「どうして? 時間はたくさんあるよ?」
『詳しく言うなら、限りのある時間だよ』
「限りのある時間?」
『時間はいつもある様に見えて、本当は限りがあるモノなんだよ』
「神様には限りが無いの?」
『地球を見守ってなきゃいけないからね』
「ぼくには限りがあるの?」
『そうだよ』
「じゃあ神様、一人ぼっちになっちゃうの?」
『そうだね』
「ぼくも一人になっちゃうの?」
『キミは一人にはならないよ。私がずっと見守ってるから』
「淋しくない?」
『じゃあ、限りが来るまで、私と一緒にいてくれるかい?』
「うん、ぼく、ずっと神様のトナリにいるよ」
『ありがとう』
キミがいなくなる
その時まで
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